PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)
「ずっとふわふわする」「歩くと揺れる」そのめまい、PPPDかもしれません
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)

「ぐるぐる回るめまいではないけれど、身体がずっとふわふわする」
「歩いていると地面が揺れているように感じる」
「スーパーに入ると急にめまいが強くなる」
「人混みやショッピングモールが苦手になった」
「スマホをスクロールしていると気持ち悪くなる」
「耳鼻科や脳神経外科で検査を受けても、大きな異常はないと言われた」
そんな状態が3か月以上続いているのであれば、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)という病気が関係している可能性があります。
PPPDは、一般的な「ぐるぐる回るめまい」とは少し違います。
身体が揺れる、足元が安定しない、雲の上を歩いているような感じがする、頭がふわふわする、自分だけが微妙に動いているように感じる。
こうした言葉では説明しにくい不安定感が長期間続くのが特徴です。
しかも検査では大きな異常が見つからないことも多く「気にしすぎでは?」「疲れているだけでしょう」と言われ、どうすればよいのかわからないまま長期間悩んでいる方もいます。
しかしPPPDは「気のせい」ではありません。
医学的にも診断基準が定められている、慢性の機能性前庭疾患です。
- 3か月以上、ふわふわするめまいが続いている
- ぐるぐる回るというより身体が揺れる感じがする
- 歩いていると地面が不安定に感じる
- 立っているだけでも身体が揺れているように感じる
- 人混みの中を歩くのがつらい
- 疲れると一気にめまいが強くなる
- 首や肩のこりが強くなると、めまいも悪化する気がする
- テレビや動画の動きでめまいが出る
特に、「外出先ではつらいのに、自宅では比較的楽」「動いていない物を見ているだけなのに、視界の情報が多い場所でめまいがする」
という症状は、PPPDでよくみられる特徴の一つです。
PPPDとは?
Persistent Postural-Perceptual Dizziness の頭文字を取った名称で、日本語では「持続性知覚性姿勢誘発めまい」と呼ばれています。
日本めまい平衡医学会が公表している診断基準では、
- 浮動感
- 不安定感
- 非回転性めまい
などが3か月以上、ほとんど毎日のように続くことが一つの特徴とされています。
さらに症状は、
① 立っているとき
② 身体を動かしたとき
③ 動くものや複雑な模様など、多くの視覚情報を見たとき
に強くなりやすいという特徴があります。
なぜ人混み(街中)などでめまいが強くなるのか?
PPPDを理解するうえで、とても重要なのが「視覚」です。
人間は、
- 内耳からの情報
- 目から入る視覚情報
- 筋肉や関節から入る身体の位置情報
などを脳で統合することで、「自分が今どちらを向いているのか」「身体が傾いていないか」「周囲が動いているのか、自分が動いているのか」を判断しています。
ところがPPPDでは、この感覚情報の処理や重みづけが変化し、視覚など特定の情報に過敏になることがあると考えられています。
人混み(街中)では、人の動き、たくさんの文字、色、照明などの明暗、乗り物の動きなど大量の視覚情報があります。
そのため、「人混み(街中)に出て歩くと急にふわふわする」という症状が起こりやすいのです。
その他にはスマートフォンやパソコン画面、テレビなどでも同じような症状が起こることがあります。

PPPDは何がきっかけで始まるのか?
PPPDは、ある日突然何もないところから始まるとは限りません。
その前に、
- 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
- 前庭神経炎
- メニエール病などの前庭疾患
- 前庭性片頭痛
- その他の身体疾患
- 強い心理的ストレス
などがきっかけとなることがあります。
最初に起こった強いめまいは落ち着いた。
ところが、「ぐるぐる回る症状はなくなったのに、ふわふわ感だけがずっと残っている」という経過をたどることがあります。
またPPPDは、別のめまい疾患と同時に存在することもあります。
そのため、「3か月以上続いているから全部PPPD」と自己判断するのではなく、一度は耳鼻咽喉科などで必要な検査を受けることが大切です。
医療機関ではPPPDにどのような治療が行われるのか?
現在、PPPDでは主に、
- 前庭リハビリテーション
- SSRI・SNRIなどの薬物療法
- 認知行動療法(CBT)
などが治療の選択肢として用いられています。
これらによって症状が改善する方もいます。
ただし、治療法ごとの有効性を裏づける研究には限界もあり、医師が症状や併存疾患を考慮して治療方針を判断します。
一方で、PPPDは一人ひとり症状の出方や関係する要素が違うため、すべての方に同じ治療が同じように有効とは限りません。
そして、「病院で治療を続けているけれど、ふわふわ感だけがずっと残っている」「薬を飲んでもあまり変化を感じない」
という方がいるのも事実です。
3か月以上治療を続けても変化が乏しいなら、
一度「方法」を見直してみることも大切です
同じ治療を長期間続けること自体が悪いわけではありません。
必要な治療であれば継続するべきです。
しかし、3か月、半年と治療を続けているのに身体の状態がほとんど変化していない。
その場合はただ同じことを続けるのではなく、一度立ち止まって治療方針を見直してみてもよいのではないでしょうか。
必要な医療を受けながら、「今までと違う角度から身体を診てみる」という選択肢があってもよいと当院では考えています。
当院のPPPDへのアプローチ
当院ではPPPDを「頭だけの問題」とは考えていません
PPPDでは、視覚・前庭感覚・身体からの感覚情報を脳がどのように処理するかが関係していると考えられています。
そのため当院では、「めまいだから耳だけ」「PPPDだから自律神経だけ」
と一つの場所に原因を決めつけることはしていません。
身体全体を確認します。
臨床で特に注視しているところ
長年めまいやふらつきの方を施術してきた中で、当院では特に、
- 頭蓋部
- 頚椎
- 上部胸椎
- 頭部内部の問題
- 脳脊髄液、脊髄神経
- 骨盤・腰部を含む身体全体のバランス
などに特徴的な反応がみられることがあります。
もちろん、「頭蓋骨や頚椎などの異常がPPPDの原因である」と医学的に確立されているわけではありません。
ただ人間が姿勢や身体の位置を把握するときには、内耳と視覚だけでなく、首をはじめとする身体からの感覚情報も利用しています。
PPPDの研究でも、視覚情報への依存のほか、姿勢制御や体性感覚情報の処理が関与する可能性が検討されています。
そのため当院では、医療機関とは違う立場から、
「身体側にPPPDの症状を改善に向かわせるのを邪魔する異常が残っていないか」
という視点で全身を確認しています。
強い刺激のアプローチには注意してください
PPPDのような症状を改善するための治療を受けるにあたって気を付けてほしいことがあります。
PPPDの症状は、強い首こり・肩こりなどが伴うケースがあったりします。
ですので血流の改善、コリをほぐす目的でマッサージなど受けたほうが良いのでは?と考えたり、施術する側もそのような判断をする方もいらっしゃいます。
しかしこのときに首や肩に強めの刺激を加えることがかえって症状を悪化させてしまう可能性もあります。
リスクが高い行為ですので首周囲への強めの刺激に対してはくれぐれも注意してください。

INT整体は体に優しい整体です
当院のINT整体は他にはあまり見ない超ソフトで自然治癒力を利用した体の優しい整体です。
症状の原因となっている異常を検知し、その箇所を正常な状態に導くことによって本来の不調の出てこない体へ整えていきます。

今まで揉んでもらったりグイグイ押してもらう施術を受けてきた人にはもの足りない感じがあるかもしれませんが、リラクゼーションと治療は分けて考えていただき不調を改善することを中心に行動していただければと思います。
INT整体についてはこちら
「このままずっと続くのでは」と不安を感じてる方へ
慢性的なめまいは、外からはわかりにくい症状です。
歩けている。仕事にも行っている。普通に話している。
だから周囲からは、「そんなにつらそうに見えない」と思われてしまうことがあります。
でも本人はスーパーに行くこと、電車に乗ること、人混みを歩くこと、仕事でパソコンを見ること、そんな当たり前だった日常一つひとつに不安を感じています。
その状態が何か月も続けば、「もう一生このままなのではないか」と思ってしまうのも無理はありません。
ですが、今までの方法で変化がなかったことと、「もう変わる余地がない」ということは同じではありません。
必要な医療を受けたうえでこれまでと違う方法を試してみる、身体全体を別の角度から確認してみる、それも選択肢の一つです。
当院の体に対するアプローチは他にはあまりないものですが、それは逆に強みであってあなたの不調を改善に向かわす可能性のある施術とも言えます。
整骨院、整体院、鍼灸院などで今まで様々な方法を受けてきたけど変わらなかったという方こそ、当院の整体を一度受けてみてください。
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