今月の休業日お知らせページはこちら

膝関節痛

膝関節痛でお悩みの方へ

膝関節炎とは

膝の痛みは、歩く、階段を上り下りする、立ち上がる、しゃがむ、正座をするなど、日常生活のさまざまな場面で支障をきたす症状です。

「年齢のせいだから仕方ない」
「湿布や痛み止めで様子を見るしかない」
「膝に水がすぐにたまるから、もう良くならないのでは」

このように感じている方も少なくありません。

膝関節痛には、ケガによる急性的な痛みもあれば、日常生活の負担が少しずつ積み重なって起こる慢性的な痛みもあります。
特に慢性的な膝の痛みでは、痛みが出ている膝だけに原因があるとは限りません。

当院では、膝関節痛を「膝だけの問題」として見るのではなく、腰・骨盤・下肢の神経や血流、筋肉の緊張、全身のバランスまで含めて確認することが大切だと考えています。

膝関節の構造

膝関節は、大腿骨、脛骨、膝蓋骨を中心に構成され、関節軟骨、半月板、靭帯、筋肉、腱などが協力して体重を支えています。

膝は立つ、歩く、階段を使う、しゃがむなどの動作で大きな負担がかかる関節です。そのため、関節の炎症、軟骨のすり減り、半月板や靭帯の損傷、筋肉の過緊張、下肢のアライメント異常(骨の位置異常)などによって痛みが起こる状態になります。

代表的な膝のトラブルには、変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、膝蓋大腿関節のトラブル、関節炎、スポーツや転倒による外傷などがあります。

日本整形外科学会によると、変形性膝関節症は女性に多く、高齢になるほど増えやすいとされ、初期には立ち上がりや歩き始めに痛みが出やすく、進行すると正座や階段の昇降が困難になることがあるので初期の対応を特に重要です。

膝関節痛でよく見られる症状

膝関節痛では、次のような症状が見られることがあります。

・歩いたり階段の上り下りで痛む
・立ち上がる、動き始めの時に膝が痛い
・しゃがむ、正座をすると痛い
・膝の裏が張る、重だるい
・膝に水が頻繁にたまる
・膝が伸びきらない、曲げにくい
・膝がぐらつく、力が入りにくい
・長く歩くと痛みが強くなる

痛みの出方は人によって異なります。大切なのは、痛みの場所だけで判断せず、「なぜその膝に負担が集中しているのか」を見ていくことです。

膝関節痛の一般的な原因

膝関節痛の原因は一つではありません。一般的には、次のような要因が関係します。

1. 捻挫・打撲・転倒などの外傷、スポーツ障害

スポーツ中のひねり動作、転倒、打撲、急な方向転換などによって、膝の靭帯、半月板、筋肉、関節包などに負担がかかり、痛みが出ることがあります。

半月板は膝の中でクッションの役割をする組織で、体重がかかった状態で膝を強くひねるような動作によって損傷することがあります。半月板損傷では、痛み、腫れ、膝が引っかかる感じ、膝が伸びにくい感じなどが出ることがあります。

またスポーツで強い過度な負荷がかかり続けて痛んでくるケースもあります。

2. 変形性膝関節症

中高年以降の膝痛でよく見られるものに、変形性膝関節症があります。

関節軟骨がすり減り、関節に炎症が起こることで、膝の痛みや腫れ、可動域の制限が出ることがあります。加齢、体重、筋力低下、過去のケガ、膝への負担の蓄積などが関係するとされています。

ただし、画像上で変形があるからといって、痛みの原因が必ず膝だけにあるとは限りません。膝に負担がかかる体の使い方や、腰・骨盤・股関節・足首との連動も確認する必要があります。

3. 筋力低下や柔軟性の低下

太ももの筋肉、お尻の筋肉、ふくらはぎの筋肉の筋力低下が低下したり、柔軟性が損なわれてくると、筋肉がうまく働かなくなり最終的に膝関節にかかる負担が増えることがあります。

特に膝周囲の筋肉が硬くなりすぎたり、支える力が低下したりすると、膝の動きが不安定になり、痛みにつながることがあります。

4. 姿勢や歩き方の問題

猫背、反り腰、骨盤の傾き、股関節の動きの悪さ、足首の硬さなどがあると、膝にねじれや偏った負担がかかりやすくなります。

膝は股関節と足首の間にある関節です。そのため、膝だけでなく、上から、下からの両方の影響を強く受けます。

当院が考える膝関節痛の3つの分類

当院では、膝関節痛を大きく分けて次の3つのタイプで考えています。

1. 強い外力によるケガから起こる膝関節痛

捻挫、打撲、転倒、スポーツ中の負傷など、明らかな強い外力によって起こる膝の痛みです。

このようなケースでは、まず炎症や損傷の程度を正しく見極めることが大切です。腫れが強い、体重をかけられない、膝が大きく変形している、強い痛みがある場合は、医療機関での検査が必要です。

そのうえで、保存療法とあわせて、関節の修復を邪魔している要因を早い段階で整えることができると、回復がスムーズに進みやすいと考えています。

関節の修復を邪魔する要因とは、外力によって起こった関節の位置関係の乱れ、神経・血管・筋肉・靭帯・軟骨などの機能低下や働きの乱れです。

これらが残ったままになると、ケガそのものの回復が遅れるだけでなく、痛みが後遺症のように残ってしまうケースもあります。

2. 腰周りのトラブルから膝に影響する膝関節痛

当院では、このタイプが慢性的な膝関節痛に繋がりやすいと考えています。
コンタクトや捻挫以外のスポーツ障害や悪い歩き方からの膝痛もこの状況が絡んでいます。

慢性的に腰痛がある方、ぎっくり腰を繰り返す方、腰から骨盤周囲に重だるさや違和感がある方はもちろん、腰周囲の不調が特に感じられなくてもこのパターンが当てはまるケースがあります。

腰部周辺にトラブルがあると、下肢に向かう神経や血管の働きが悪くなり、膝周囲の筋肉が過緊張を起こしたり、膝関節にねじれが生じたりすることがあります。

その結果、膝関節のアライメント(骨の位置関係)が乱れ、関節に炎症が起こり、痛みにつながると考えています。

この場合、膝だけを揉んだり膝周辺だけを施術したりしても、一時的に軽くなることはあっても、根本的な改善にはつながりにくいと考えています。

3. 女性特有の骨盤周囲の負担から起こる膝関節痛

女性の場合、生理に関係する不調、生殖器系・泌尿器系の異常、出産による体への負担などによって骨盤周囲にトラブルが起こり、それが膝に影響するケースもあると考えています。

これは、膝の痛みの原因をすべて女性特有の問題に結びつけるという意味ではありません。

ただ、骨盤周囲の緊張、内臓周辺の負担、下肢へ向かう神経や血流の乱れが起こると、結果的に膝関節の働きにも影響が出ることがあります。

膝痛は女性に多い印象がありますが、実際に変形性膝関節症も女性に多いとされています。
その背景には、筋力、骨盤周囲の状態、生活習慣、出産経験、年齢による体の変化など、さまざまな要因が関係していると考えられます。

膝だけを施術しても改善しにくい理由

膝が痛いと、どうしても痛みのある場所ばかりが気になります。

しかし、外傷以外で出てきた膝関節痛の多くは、膝そのものだけでなく、腰部、骨盤周囲、股関節、足首、体幹、内臓周辺の負担などが関係していることが多いです。

そういった要因に気付かず施術を続けていれば、多少の改善はみられたしてもその先に進まないといった状況になってしまいます。

膝は単独で動いている関節ではありません。

腰や骨盤の状態が悪くなる

下肢へ向かう神経や血流の働きが悪くなる

股関節・太もも・ふくらはぎの筋肉が緊張する

膝関節にねじれや偏った負担がかかる

関節に炎症が起こり、痛みが出る

このような流れで膝痛が起こることがあります。

さらに、腰や骨盤周囲の問題を改善するためには、胸部や頸部の状態も確認する必要があります。なぜなら、体は一部だけで成り立っているのではなく、全体がつながって働いているからです。

膝の痛みを本気で改善していくためには、「膝に何をするか」だけでなく、「なぜ膝に負担が集中しているのか」を見つけることが重要です。

当院の膝関節痛への施術方針

当院では、膝関節痛に対して、痛みのある膝だけを見るのではなく、全身の状態を確認します。

特に重視するのは、次のようなポイントです。

・膝関節のアライメント
・股関節、足首との連動
・腰部、骨盤周囲の状態
・下肢へ向かう神経や血流の働き
・筋肉、靭帯、関節周囲の緊張
・胸部、頸部を含めた全身のアンバランス
・内臓疲労からくる骨盤周囲のアンバランス
・女性の場合は生殖器・泌尿器系に関わる問題からのアンバランス

当院では、これらを総合的に評価したうえで、痛みに関わる異常原因を見つけ、体が改善に向かいやすい状態へ導くためにINTセラピーを行います。

INTセラピーは、強く押したり、無理に関節を動かしたりする施術ではありません。体に過度な負担をかけず、異常が出ている箇所に働きかけ、自然治癒力が発揮されやすい状態を目指します。

膝関節の痛みの元となる異常やトラブルが少しずつ整っていくことで、一時的な痛みの軽減だけでなく、痛みが戻りにくい体に整ってきます。

当院が「根本的な改善」を大切にしているのは、痛みのある場所だけに対処するのではなく、痛みを起こしている背景まで確認して施術を行うからです。

早めの対応が改善への近道です

膝関節痛は、軽いうちは「少し安静にすれば大丈夫」と思いやすい症状です。

しかし、痛みをかばって歩き方が変わると、腰、股関節、足首、反対側の膝にまで負担が広がることがあります。
また痛みを我慢し続けることで、関節そのものの機能が低下したり、変形が進行したりして改善に時間がかかるようになってしまいます。

特に、長年続いている痛み、関節の変形が大きくなっている、高齢、筋力低下、体力低下などの悪い条件が重なっている場合は、痛みの軽減までは期待できても、根本的な改善への道のりは険しくなってしまいます。

だからこそ、早めの対応が大切です。

膝の痛みを「年齢のせい」「使いすぎだから仕方ない」と決めつけずに今の体に何が起こっているのかを知って、今より良くなる可能性があるのかを確認することが改善への第一歩になります。

医療機関の受診が必要なケース

次のような症状がある場合は、まずは整形外科など医療機関での検査をおすすめします。

・強いケガのあとから激しい痛みがある
・膝があきらかに大きく腫れている
・膝が著しく変形している
・発熱、赤み、強い腫れ、安静時痛を伴う

などを伴う場合などはまずは医師への相談が勧めます。



当院の施術は、医療機関での検査や治療を否定するものではありません。

必要な検査を受けたうえで、薬や注射だけでは改善が難しい体全体のバランスの問題や、腰・骨盤周囲のトラブルに対してサポートして、早く改善の方向に向かうように体を導いていきます。

最後に

膝の痛みが無くなれば何がしたいですか?

膝の痛みは日常生活に制限がかかって本当に辛いですよね。

歩くだけじゃなく床に座るのも辛いし、家の中でさえ満足に動けなくなってしまいQOL(生活の質)が大きく低下します。

外出が好きな方、運動が好きな方、活動的な方は特に動作に制限のかかってしまう生活はとても強いストレスを感じると思います。

膝痛の種類や状況にもよりますが、適切な施術を早く受けることで早期改善が見込めます。

当院では、膝の痛みを電気やマッサージなどで一時的に軽くするのを目的にせず、なぜ膝に痛みが出ているのかを確認し、痛みに関わる異常原因を整えて最短ルートで改善へ導く施術を行います。

慢性的で良くならない状態が続いていてお困りの方、慢性・急性問わずとにかく早く改善したい方、膝だけの施術では良くならなかった方は一度ご相談ください。

無理や我慢を続けているのは時間と改善機会を失っていくのでとてももったいないです。

早めに今の体の状態を見直して、より良い選択をして改善への近道を歩んでもらえれば幸いです。

ふくしま鍼灸整骨院 公式LINEで予約・お問い合わせ